シミ治療で美白医薬品を使う

美容皮膚科でのシミ治療には、 直接患部に塗るタイプの医薬品を使用する方法もあります。美白効果のあるクリームで、医療機関でのみ取り扱いができる、正真正銘の医薬品になります。ドラッグストアで販売している美白ケア商品や、各種化粧品ブランドから販売されている美白コスメは、肌を白くするための成分が入っているとしても、ごくわずかです。肌のターンオーバーを促進して、新しい肌へと生まれ変わらせる、肌サイクルを促す成分のほうが豊富です。

美容皮膚科の場合は、化粧品というカテゴリーではなく、本当に肌を白くするための医薬品です。シミ治療は時間のかかるものですが、継続して肌に塗布することで、シミ治療の効果も発揮していきます。体にできてしまった色素沈着や、老人性色素、肌のくすみや、ソバカスなどにも効果的です。しかし医療マシンを使用した方法でもなく、セルフで毎日肌に塗布する治療ですから、若干時間がかかります。

気長に、毎日の肌のスキンケアの一つとして、習慣にしていくとよいでしょう。顔のできたシミやそばかすだけではなく、体にできた黒ずみやシミにも、同様の効果を発揮します。メラニン色素によるシミも予防しますから、ケアにも役立ちます。いわば、肌の漂白剤のような医薬品のクリームといえるでしょう。

塗り始めてから2週間から、8週間くらいで、だんだんシミが薄くなってくる変化を感じるでしょう。1回に大量を塗るのではなく、毎回の使用量を守ることも大事です。