美容クリニックでシミ治療を受けたいと思っていても、時間がどの位かかるのかが不安で踏み出せないという人がいるかもしれません。病院でのシミ治療にかかる期間は、その人の症状がどの位の濃さで、どの位の範囲に広がっているかによって変わります。また、シミの種類には老人性色素斑やそばかす、肝斑、遅発性両側性太田母斑様色素斑などがありますが、それぞれに有効な治し方が異なっており、どんな施術を用いるかによっても、満足出来るレベルになるまで治すためにかかる期間は違ってきます。一般的に、紫外線の影響や加齢が原因となって出来る老人性色素斑は薄くしやすいと言われており、レーザー治療やトレチノイン療法などが治すのに効果的とされています。
老人性色素斑をレーザーで薄くしようとするなら、かかる期間はQスイッチルビーレーザーであれば1回の照射で効果を実感出来ることもあるので、なるべく早く消したい人はレーザーがおすすめです。しかし、レーザーで上手く薄くしたり消せない場合は何度か通うことになる場合もあります。なお、レーザーで治す場合、ほとんどのクリニックで1ショット照射するごとに1080円などの回数単位で料金が決まることが多いので、消したいシミの部分が多い人や広範囲にわたっている人は、それなりに施術費用がかかることを覚悟しておかなければなりません。クリニックでレーザーを老人性色素斑に照射した後には、その部分がかさぶたになってはがれるなどのダウンタイムがあり、その後も状態を診てもらうために通院することが必要なので、シミをクリニックで治すのにかかる期間は短くて大体2~3カ月くらいだと考えておいた方が良さそうです。
それから、肝斑と老人性色素斑が同時に出ている肌などではもっと治すのに期間がかかることもあるので、このような肌トラブルを治そうと思ったら、気長にクリニックに通うことが綺麗な肌を手に入れるための秘訣です。